2008年5月15日木曜日

シネプレックスわかば、地域での存在感を高める

5月9日 eiga.comを抜粋編集

シネプレックスわかばが、映画を媒介に地元住民との関係を構築・強化し、地域での存在感を高めている。
蝦名栄治支配人自らが昨年6月の着任以来、地元の行政関係者や学校関係者、企業など外部への営業活動を続けてきた。
従来の映画ファンだけでなく、これまで映画を見る機会の少なかった地元住民が、劇場へ足を運ぶきっかけを作る狙いがある。

すでに定番化しつつあるのは、映画公開直前に行われる試写会においてイベント性を持たせる試みだ。
試写会を行う際、配給会社任せにするのではなく、あくまで劇場が主体性を持って関わっていく。

「カンフーくん」(角川映画/3月29日公開)では、公開に合わせて来日した主演の少年チャン・チュワンが同劇場に来館した。
この時は、ワカバウォークの協力を得て、ワカバウォーク内イベントスペースで演武を実施。
地元の空手道場や少林寺拳法道場に声をかけ、道場に通う5歳~中学生くらいの子どもたちがバット折り、板割りなどの“技”を披露した。