2007年9月26日水曜日

ときがわ町、妊婦検診助成5回に

2007年9月7日 毎日新聞

 ときがわ町は、妊婦の検診費用助成金をこれまでの検診2回分から、5回分に増やすことを決めた。同町によると、県内の市町村で、妊婦検診費用助成金を増やすのは初めて。

  県内では、県と県医師会などとの契約で検診2回分(1万4110円)を市町村が補助している。今年1月に厚生労働省母子保健課から公費負担を5回分とする ことが望ましいとの通知を受け、同町独自で3回分を補助することに決めた。6日の9月定例会で、92万4000円の検査補助金を盛り込んだ一般会計補正予 算が可決され、10月1日から施行する。

 1回分の助成限度額を5000円とし、妊娠前期に1回、後期に2回とする。町民課は「ここ数年で0歳児の人数が半減し、05年度の合計特殊出生率は0・67と県内で最低。なんとか歯止めをかけたい」と話している。