2008年4月13日日曜日

和紙の里でヘルシー江戸料理を味わう <小川町

http://allabout.co.jp/travel/healingtrip/closeup/CU20060812A/ を抜粋編集

京料理が極上の出汁で素材の旨さを引き出すのに対し、江戸料理は素材自身の甘さ、旨みを生かした料理といえましょう。
味付けがシンプルな分、素材の善し悪しがすぐわかってしまうわけです。

都内の料亭では今もこの江戸料理の伝統を引き継いでいますが、東京周辺ではあまりみかけなくなってしまいました。
この江戸料理の伝統を復活させたのが、埼玉県小川町の道の駅おがわまち・埼玉伝統工芸会館内にあるレストラン「仙元」。
創業250年余、小川町の老舗割烹旅館「二葉」が手がけるこの店。
14代館主の八木忠太郎さんが「江戸時代に創業した旅館にふさわしい料理を作りたい」と、江戸料理の再現を企画したのがきっかけ。2005年10月からはじまりました。

「豆腐百珍」や「大根料理百珍」など江戸料理の古文書を参考に、油や砂糖などをほとんど使わず、素材の旨みを生かしたのが大きな特徴。
名前はその名も江戸百珍。
メニューは季節がわりで、夏場は豆腐の寒天寄せ、茄子の煮浸しなど、素朴だけれど、とれたての野菜の瑞々しさが生きています。

レストランのある道の駅おがわまちでは、和紙博物館で紙漉き体験も可。ひと味違った道の駅です。

【レストラン仙元】
■住所:埼玉県比企郡小川町小川1220 (道の駅おがわまち内)
■電話:0493-74-0005
■営業時間:10:00~16:30
■定休日:月曜(祝日の場合は翌日休)
■駐車場:無料
レストラン仙元