2008年3月10日 地域ブランドNEWSを編集
http://tiiki.jp/news/org_news/00report/2008_03_10tohonseiso01.html
川島町で、地元の家庭料理として古くから伝わる「すったて」という料理を町の名物とし、地域活性化を図る計画が着々と進行している。
すったてとは、味噌味ベースの冷汁うどんのことである。
ただ、この地域では、ゴマやシソ、ミョウガ、タマネギ、キュウリなどを味噌とともにすり鉢に入れ、具材をすりつぶしたところに、水あるいはだし汁を入れ、そこにうどんをつけて食べる、独特の食習慣が根付いている。
すなわちそうした「すりたて」のつけ汁で食べることから、それが若干なまり、「すったて」と呼ばれているのだ。
川島の農業を支えてきた農民のお昼の定番がすったてである。
昔は打ち立てのうどんと味噌を畑に持参し、昼になると、冷えた地下水をくみ上げ、味噌を解き、畑で栽培している新鮮な野菜類を入れて、うどんとともに胃に流し込んだ。
それは炎天下で作業をする農民が、重労働に耐えうるための充分な栄養を、美味しく補給するための知恵だったのである。
すったては、農林水産省主催の「農山漁村の郷土料理百選」の1つにも見事選ばれた。
そのPR効果も見込め、今年はより客足の伸びが期待できそうだ。
「手打ちそば 泉の里」(川島町吹塚755-1 tel.049-291-0132)